品質について

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工程ごとに厳格に
品質保証を行う生産ライン
お客様の要望に応える
高品質なモノづくり

NSK富山では、「自工程完結」のモノづくりを行っています。鍛造〜組み立ての各工程で厳格に条件管理を行い、品質の確かさをチェックしてから、次の工程へと製品を引き渡しています。特に、熱処理・研削の工程は、重要管理工程と位置づけていて、1つひとつの製品を厳格に品質管理しています。

  • 試験片検査 試験片検査

    熱処理の工程では、製品と同じ条件で加工した試験片を用いて「浸炭処理」における炭素や窒素の染み込み具合等を顕微鏡でチェックします。

  • 研削時検査 研削時検査

    研削の工程が終了した段階で、出来上がった製品がオーダー通りの寸法に仕上がっているかを専用のゲージを使ってチェックします。

  • UT・MT UT・MT

    研削の工程を終えたすべての製品は、組立工程に引き渡される前にUT(超音波探傷検査)とMT(磁粉探傷検査)を行い、出来映えを調べます。

Inspection System

検査体制

  • MT (Magnetic particle Testing:磁粉探傷検査)

    MT (Magnetic particle Testing:磁粉探傷検査)

    製品の「表面にある」傷やクラックを検査しています。傷やクラックは、不連続部分となり製品を磁化させると磁粉が不具合箇所に集中する性質を利用しています。

  • UT (Ultra sonic Testing:超音波探傷検査)

    UT (Ultra sonic Testing:超音波探傷検査)

    超音波の反射波を利用して、製品の「内部欠陥」の大きさや位置を調べる検査を行っています。

  • ET (Eddy current Testing:渦電流探傷検査)

    ET (Eddy current Testing:渦電流探傷検査)

    製品の「表面や近傍」にある傷やクラックを検査します。MTと同じ用途になりますが、ETでは傷以外の金属組織の変化にも反応することから、軸受業界では研削焼けによる組織変化を調べる方法として採用されています。

  • 三次元測定

    三次元測定

    三次元測定を使い、製品の寸法をミクロン(1mmの1000分の1)単位という精密さで検査します。

Quality Education

品質教育

  • 初期教育アイコン

    初期教育

    入社時の研修で品質保証の考え方を学びます。中でも、各工程における条件管理の重要性について詳しく説明し、理解を深めてもらいます。

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    品質教育

    NSK富山では、製品の品質を高めるために「品質基本10カ条」を策定し、ヒューマンエラーや不良品の削減に努めています。

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    作業標準

    各工程において、作業手順・条件管理等について記した作業標準書を策定し、品質保証に努めています。

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    品質パトロール

    各工程の現場を定期的に見回り検査を行い、作業標準書通りに作業が行われているかをチェックしています。